2K Showcaseが『WWE 2K19』で復活 - 描かれるのはDaniel Bryanのストーリー

高いストーリー性で定評のあった2K ShowcaseがWWE 2K19で大復活!

「The Return of Daniel Bryan」では、ファンから熱い支持を受けているスーパースターDaniel Bryanの長く、波乱に富んだキャリアを回顧。彼自身の言葉と迫力満点のムービーによって、スポーツエンターテイメントの世界に飛び込んで間もない頃の苦闘、早すぎた引退、そしてWrestleMania 34での現役復帰と勝利などが語られます。その中でプレイヤーは、インゲーム・コンテンツをアンロックするため、Daniel Bryanのキャリアの中で重要な意味を持つ試合を追体験し、実際の“歴史”とまったく同じ目標の達成を目指すことになります。

今回、私たちはVisual Conceptsを訪れ、「The Return of Daniel Bryan」ではどんなエキサイティングなプレイを楽しめるのか、デザインチームに様々な質問をぶつけてみました。

 

新しいファンのための質問です。そもそも2K Showcaseとは何ですか?

1人のWWEスーパースターの特定の時期や抗争関係に焦点を当てたストーリー性の高いプレイを楽しめる、ソロプレイ専用のキャンペーンモードです。当時の状況や背景を描き出すWWEの歴史的な映像が特徴で、プレイヤーは目標が設定された試合を順番にプレイしていくことになります。目標を達成すると、試合と試合の間にムービーシーンが再生され、“勝利”を目指す道程が再現されることもあります。また、目標を達成することにより、特別なアリーナ、スーパースター、コスチューム、チャンピオンベルトなどもアンロックされます。2K Showcaseのゴールは、できるだけ多くの目標を達成してアンロック可能なコンテンツをひとつ残らず獲得すること、そして(言うまでもないことですが)その過程でWWEの壮大な歴史を蘇らせることです。

どうして2K Showcaseを復活させたのですか?

 一番の要因はファンからの要望です。私たちのもとには、このモードの復活を望む多くの声が寄せられていました。また、ゲームの楽しみ方に新たな次元が加わるということから、歴史的瞬間の再現を目指す2K Showcaseの復活を私たち自身も望んでいました。リアルタイムで視聴していなかった試合や様々なWWEスーパースターをプレイヤーに紹介する手段としても、このモードはうってつけです。

 

2K ShowcaseDaniel Bryanのストーリーがふさわしい理由は何ですか?

WWEユニバースのほとんど全員から支持されているDaniel Bryanは、この10年間で最も人気のあるWWEスーパースターの1人と言えます。頂点を目指して努力を重ねる彼の姿には、誰もが心を動かされずにいられません。これまで彼は、常にあと一歩のところで夢をつかみそこねてきました。それでも自らが望むものを手に入れるため、彼はあきらめることなく戦いつづけ、今また頂点を目指そうとしています。Daniel Bryanのストーリーは、人生のゴールを目指して頑張っている人たちに、共感と勇気をもたらすことでしょう。

 

Daniel Bryanのカムバック宣言が開発に与えた影響は?

Daniel Bryanが再びリングに立つことが明らかになるまで、彼の将来と同じく、今回の2K Showcaseのエンディングも宙に浮いた状態でした。いくつかのアイディアが俎上に載ってはいたのですが、彼が復帰を宣言してはじめて、あらゆることが納まるべき場所に納まったのです。もちろん、Wrestle Mania 34でShane McMahonと組んだ復帰戦がすべてのクライマックスとなったことは、言うまでもありません。また、SmackDown LiveでDanielがした、どんな苦難に直面しても「自分の夢のために戦え」というスピーチも、2K Showcaseでのインタビュー・シーンのストーリー構成にとても役立ちました。

インタビュー・シーンの作成にあたってWWE側が果たした役割は?

WWEの製作チームはとても有能で協力的でした。彼らは仕事に対してすごい情熱と経験を発揮しますが、2K Showcaseも例外ではありません。WWEスーパースターのストーリーをどう語るべきか、彼らは誰よりもよく心得ています。

「The Return of Daniel Bryan」には全部で15本の動画が収録されており、再生時間の合計は25分以上に達します!

 

インタビュー・シーンとプレイアブルな試合の融合はどのようなものになるのでしょう?

インタビュー・シーンとそれを補足するムービーシーンは、試合と試合の単なる橋渡しではなく、たとえ試合をプレイしなくてもそれらを観るだけでストーリーが完成する、独立して楽しめるものにしたいと考えました。目指したのは、WWE Networkで放送される番組に匹敵するクオリティーのショート・ドキュメンタリーを作り上げることです。WWEの製作チームの協力があったおかげで、この目標は達成できたのではないかと思います。また、テーマに関する話になりますが、リングの内外でどんな苦難に直面してもあきらめないDaniel Bryanの不屈の闘志、そして前述の「自分の夢のために戦え」というスピーチも、私たちに着想を与えてくれました。

 

2K Showcaseの試合数はいくつでしょう? また、何を選択基準にしたのでしょう? Daniel Bryanの長いキャリアの中から11試合だけを選び出すのは、簡単ではなかったと思いますが...

史実にもとづく試合が11あるほか、プレイヤーがあっと驚く試合を1つ用意してあるので、合計12の試合があります。

選んだのは、ストーリーを構成するうえで重要な試合です。Daniel Bryanのキャリアを知ってもらうために欠かせない試合や彼にとって大きな転機となった試合、勝負そのものが素晴らしかった試合など、よく知られている試合と少し忘れられかけている試合の両方を追体験できるようにしようと考えました。

試合の選別はとても大変でした。まずは長大なリストを作ったのですが、苦渋の決断を迫られたことは一度や二度ではありません。しかし最終的には、Daniel Bryanのキャリアを振り返り、彼がどれほどの苦労を経てWWEスーパースターとしての今日の地位を得たのかを知るのにうってつけの試合を選ぶことができたと思います。

 

2K Showcaseに登場する9つの歴史的なアリーナの中で特に注目してもらいたい場所はどこですか?

Velocityのアリーナが再現されているのがすごく嬉しいです。Velocityには名勝負だったのに過小評価されている試合がたくさんありますし、多くのスーパースターにとって出発地点となった場所でもあります。ニューオリンズで行われたWrestleMania XXXも見逃せません。あれはDaniel Bryanのキャリアの中でも特に記憶に残る試合で、「イエス旋風」のクライマックスでもありましたから。

 

2K Showcaseに収録されているDaniel Bryanの外見やコスチュームで気に入っているものはどれですか?

今回の2K Showcaseには、Daniel Bryanのキャラクターモデルが11種類登場します。これらは外見が違うだけではなく、挑発や技もそれぞれの時期ごとに正確に再現されています。たとえば、若い頃のDaniel Bryanにはサブミッションを多用する傾向があり、動きもいくらか敏捷でした。対して近年のDaniel Bryanは、イエスキックやイエスロックをはじめとする様々な技を身につけ、それを攻撃の中心に置いています。いずれにせよ、全体として見れば、WWE移籍後のDaniel Bryanをほぼ完璧に再現できていると思います。

2K Showcaseには他にどんな面白い要素がありますか?

ファンに喜んでもらえる要素はたくさんあります。いくつか紹介しましょう:

 

The Return of Daniel Bryanの開発にあたって特筆すべきことは?

今回ピックアップした試合を以前に観てからかなり時間がたっているスタッフや、そもそもまったく観たことがないスタッフも中にはいました。しかし、このプロジェクトのリサーチや作業を進めるためにDanielのキャリアにおける重要な瞬間を再び(場合によっては初めて)観ることは、スタッフの誰にとっても本当に楽しい経験でした。そしてこれこそがShowcaseの最も素晴らしい点の1つなのです。ファンによっては、今回初めて知る試合もあるかもしれませんが、そんなときはぜひWWE Networkにアクセスしてください。見逃していた試合をあらためて視聴することができます。

 

注目してもらいたい点は他にもあります:

 

もちろんこの質問をしないわけにはいかないでしょう。Daniel Bryanと仕事をしてみていかがでしたか?

 人間性がDaniel Bryanの大きな魅力です。彼がみんなの想像するとおりの人物であったことは、驚くに値しないはずです。頭の回転が速く、思慮深く、プロ意識に富む彼は、私たちに辛抱強くつきあい、質問には率直な言葉で答えてくれました。従来とは異なる視点から対象を見つめ、その新しい一面を見つける。それがこういったプロジェクトのセオリーですが、Danielのように1年間実戦の場から退いていた場合、それは必ずしも容易ではありません。しかしDanielが新しいストーリーや物の見方をいろいろと提供してくれたおかげで、彼とうまくやることには何の難しさもありませんでした。彼は一緒に仕事をするのが本当に楽しい人物です。私たちと同様、彼も最終的な結果に満足してくれているなら幸いです。